2012年6月23日土曜日

快適さを大きく左右する「裏地」の話

イーザッカマニアストアーズ、みやさんです。
今日は縁の下の力持ち「裏地」について考えてみたいと思います。

私は服を買うときに、裏地に結構こだわります。なぜなら裏地部分って直接肌に触れるものなので、インナーのようなもの。お気に入り服になるためには着心地がいいことが欠かせないと思うので、どう考えても無視できないものだと思うんですよね。

裏地の役割は「透け防止」のためだけのものじゃないんです。素材や仕立てによって、シルエット、肌へのべたつきや、脚さばきをものすごく左右します。

たとえばレギンスやタイツと重ね着をしたときに、裏地の滑りが悪い故にスカートが脚にまとわりついてしまった経験ないですか?流行のマキシスカートでも重ね着することが多いですが、あれホントに嫌ですよね。歩くたびに気になってしまってとても憂鬱です。

私が裏地にこだわるようになったワケ

私は身長が164cmある上に下半身に自信がないので、特にショート丈のボトムスを穿く場合はたいがいレギンスやタイツが必須です。ロング丈のものであっても冷え対策&透け対策のために極力穿くようにしてますが、悲しいかな静電気体質でもあります。
静電気でスカートがまとわりついて、まくれあがって、パチパチ放電までもしまくってしまう日にはイライラMAXです!必然的に裏地選びに気をつけるようになり、レギンスなどのインナー選びにもこだわるようになりました。


確認したいポイントは以下の3つ

  • 滑りの良さ
  • 吸汗性
  • シルエット/伸縮性
  • 裏地丈
  • 生地の厚さ

滑りの良さ

前述の通り、重ね着をしたい場合は必須のチェックポイントになると思います。
素肌での着用であれば滑りの良くない綿100%ガーゼ生地でも問題ないと思いますが、レギンスやタイツを着ることが多いだろうなあって場合は滑りのよい裏地の方が絶対楽です。トップスでも同様。

きれいめのワンピースやスカートは、光沢のある上記のようなものが一般的かなと思います。(こちらは光沢のある伸縮する生地)
「ポリエステル」や「ナイロン」が主成分であれば、滑りは良いと思いますが、伸縮性は見た目や素材では判断できません。またこういった生地はストンと落ちやすいことが多く、ボリュームが出にくくなります。


吸汗性

上記の滑りの良さと相反するものになるかなと思います。
滑りの良い素材は化繊であると言って良いと思いますので、特別なドライ素材などでない限りは吸水性に乏しい生地であることが多いです。素肌で着用する場合、綿裏地などがおすすめです。天然素材なのでお肌に優しく、べたつかないので心地よく穿けますよ!

綿ガーゼのナチュラルスカートは、裏地もガーゼ素材のことが多いですね。
綿裏地は上記のような性質があり、ふんわりボリューミーなナチュラルフォルム形成を助ける効果も期待できます!


シルエット/伸縮性

これ意外と重要。ふわっと広がるスカートでも、裏地が伸縮しない生地で裾すぼまりの形だったりするとすごく歩きにくいです。ピリっといってしまいそうなので、お尻の大きな私は極力こういうのさけます。

↑透けて見える裏地のシルエットに注目!着用感としては薄手のタイトスカートのような感覚。試着しましたが、脱ぎ穿きする際にドキドキしました。


裏地丈

透け感の強いチュールスカートなんかは、裏地丈がスカート丈と思った方が良いのは言うまでもなく。

マキシ丈というより、膝下丈のミディスカート。でもこの透け感がある部分がカワイイ!


生地の厚さ

裏地付きだからといって、透け対策が万全という訳ではありません。素足で穿きたいと思っていても透け対策として重ね着が必要になっては意味ないですから、結局念頭に置いておかないとダメですよ。

こういうスカート、可愛いんだけどキケンです!


滑りの悪い服とレギンスを重ね着したい!の解決法

ガーゼ裏地だけじゃ透け感の気になるコットンスカートを重ね着したい場合。裏地なしのものでもいいのですが、重ね着が難しいと感じた場合、私は以下のことを実践していますのでぜひ参考にしてください。
今日私が着ているスウェットマキシワンピースもそのひとつ。裏面がパイル裏毛で素肌にとっても気持ちよくて汗ばむ季節でも快適なんですが、裏毛は重ね着に向いていない素材であります。

レギンスの素材を工夫する

滑りの良いドライ素材の化繊レギンスが一番おすすめです。
色々試しましたが、昔スポーツ用に買ったこのスパッツが、最強でした。つるつる生地でいかにもスポーツ用なので見えるとちょっと恥ずかしいですが、スノボのときぐらいしか穿いてこなかったことを心底後悔しました。マキシスカートには本当に最高の相性です。流行のバギーパンツもOKですよ♪これで綿生地の敵「汗ジミ対策」もばっちり◎

別売りのペチコートをレギンスとの間に重ねる

もうひとつシンプルな解決策があります!それは別売りのペチコートを持っておくことです。
みなさん意外と持ってないようですが、私はこれが欠かせません。普通のレギンスをしっかり見せたい場合は、逆に別売りのペチコートを挟むこともあります。ただ、身頃と一体型でないとうっかり裾から出やすいので、丈選びには注意してくださいね。

楽天市場で検索してみましたが、吸汗速乾素材ソアリス使用したこんなペチコートがとても活躍しそうだなと思いました。伸縮性があって、静電気防止機能もある生地なんて、まさに求めていたものじゃないですか!丈も選べるしこれは買っておこうかな!


結論:たかが裏地、されど裏地。

特にネットショップでのお買い物では盲点になりがちなポイントになるので、ぜひこんなとこにも注目してお買い物してみてくださいね。


次回は生地の話を詳しくしていきたいと思います。


みやさん

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