2012年6月21日木曜日

漁師さんの仕事着として愛用されていた「バスクシャツ」

ボーダー大好き!イーザッカマニアストアーズ、みやさんです。

\ クローゼットの中、全部しましまー /

余裕でボーダーだけで引き出し1段埋め尽くすことできます(まだまだあるよ)
いや、私だけじゃない。うちのスタッフは本当にボーダー好きが多いです。

しましまアイテムの中でも、大好きなのがバスクシャツ

バスクシャツとは

もともとは フランスとスペインにまたがるバスク地方の漁師が、仕事着として愛用していたTシャツに由来したもの。
襟ぐりは横に広いボートネック、やや厚手の綿生地、少し短めの長袖(九分袖ぐらい)が特徴的なワークウエアです。ボーダー柄のものだけじゃないですが、ボーダー柄が多いです。
フランス海軍の制服として採用されたり、ピカソなどの有名人が愛用したことで有名となりました。



昨年の2011SSシーズンはフレンチテイスト(イーザッカマニア的には「おフランス」)人気だったので、ガーリー派さんまで一気にバスクシャツへの注目度がアップした気がします。


こんなかんじの膝下丈チュールスカートとあわせたりするのが今っぽかったり。



バスクシャツの大好きなところは、何と言ってもその素材。縦方向の縮みは避けられませんが、洗濯を繰り返すほどにギュッと目が詰まり耐久性もUP!使い込むほどに、独特の風合いも生まれ、自分色に育てていけることで有名です。洗いざらしのバスクシャツに袖を通す瞬間ってとっても好きです。数cmは優に縮まりますので、そのことを考慮してサイズ選びをするのをお忘れなく。

長袖じゃなくて九分袖なのも便利(ほら、炊事するときとかありがたいでしょ)。さすがワークウエアです。袖足らずになることのほうが圧倒的に多い身長164cmの私ですが、「まあ九分袖でオシャレ♪」なんて思えるのは、バスクシャツだけだと思う。

さすがワークウエアだけあって実に実用的な服。それでいてオシャレ。流行り廃りがなく、長く使える、使い込みたいアイテム。そう。これ以上はないぐらい「デイリー使いに最適」な、服なのです。これを書いている今もオーシバルのバスクシャツに身を通していますが、新しいバスクが欲しくなってきてウズウズしてます。


↓今これ着てます。オーシバル定番のベーシックコットンロードバスクシャツ。


バスクシャツと言えばオーシバル(オーチバル/Orcival)だけでなく、セントジェームス(SAINT JAMES)、ルミノア(Le Minor)などのブランドから出ているものが有名ですが、私はオーチバルが好きで愛用してます。

オーシバルのやりすぎない生地感がちょうどいい。当店で販売しているサンテテ(Saintete)のバスクも好きで、ワンピース半袖Tシャツ持ってます(引き出し内の右端に写ってるやつ)。サンテテらしい甘編み素材で、とっても柔らかく肌に馴染みますよ。

↓サンテテの16/=天竺ボーダーシリーズ。このグレーにしか目がいかない…
とまあバスクが大好きだと言っておきながら、私は首が太いのか、はたまた姿勢が悪いのか。実はボートネックがちょっと苦手なんですよ。

かぶりパーカーも大好きなんだけど、首まわりに違和感があるのが気になってついつい襟ぐりを引っ張ってしまう。あ、そうそう。同じ原理でタートルネックも苦手。


バスクシャツと言えば、ほとんど刳りのない超ボートネック。私がバスクシャツ好きになりきれない、致命的とも言えるポイント。だから正真正銘のしっかりとしたベーシックバスクシャツより、ちょっと変形のアイテムが好きだったりします。

バスクはやっぱり本物を着たいけど、バスク好きなら、こんな ”なんちゃってバスクシャツ” も侮れませんよ!

↓今年のzootie バスクシャツシリーズ
昨年のモデルに比べて、つぶつぶとした麻のようなネップ感(繊維の節)が強くなりました。厚手ながら柔らかい素材。ガシっと詰まった感じではないので、正直「バスク」とは言いがたいところはありますが、なんと言ってもプチプラ。これ以上ないぐらいプチプラ!(¥1,995~)

気兼ねなくガシガシ使えるし、これこそデイリーに最適な服…かも?!私はこのシリーズ5型、持ってます。

そんな魅力たっぷりの当店オリジナルバスクシャツシリーズですが、ただひとつだけ!ちょっとお断りがあります…
この生地、本物のバスク以上に?!ものすごく縮みやすいです!!!(去年のはそんなことなかったんですけど)洗濯を5回ほどした私のワンピースは今、完全に七分袖になってしまってます。もともと九分袖とは呼びがたい短め丈でしたが、肘と手首の真ん中より余裕で短いです^^;
「そんなところも本物のバスクに近づいちゃいました」と、言うことでご了承願います。


<バスクシャツ おさらい>

  1. 袖は長袖ではなく、九分袖ぐらい(寸足らずが本物)
  2. 襟ぐりは横に広く開いたボートネック
  3. 洗濯を重ねるほどに目が詰まる厚手の綿素材(使い込むほどに耐久性も風合いもUP)
  4. 流行り廃りのない、オシャレな定番ワークウエア


うん。やっぱり好きだわ、バスクシャツ。

各ブランドのバスクシャツ徹底比較とかしてみたくなってきたなあ。これを機にいろいろ欲しくなってきたので、機会があればやってみたいなと思います。

みやさん

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